【アトピー3つの原因】水道水の塩素、国民健康保険、四季

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こんにちは。カズ(@lifewill_befun)です。


今回の記事は、「アトピーの原因」について。


自分のアトピーの経験から、アトピーの原因は下の3つだと考えています。

・水道水の塩素
・国民医療保険
・日本の四季


この3つです。


アトピーの原因というのは、「何か1つが原因」ということではなく、、、


この3つが、たまたま日本という国の状況と合わさって、増えた病気だと考えています。


「なぜそのように思うのか?」


アトピーの歴史的背景や自分が沖縄でアトピーを治療した経験から詳しく解説していきたいと思います。


それでは、いってみましょう。


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【アトピーの3つの原因】水道水の塩素、国民健康保険、四季


まず、アトピーという病気が日本で増えたのは、戦後です。


戦前に、「アトピーの患者は少ない」というがデータがあります。

グラフ
引用:日本健康増進支援機構


このグラフをみるとわかりますね。


では、


「戦前と戦後で変わったことは何か?」


それは、医療です。


水道水の塩素


まず、水の話から。


日本の水道水に塩素が投入されたのは、戦後。


GHQの指揮下で日本にも塩素が投入されるようになります。


塩素が投入される以前の日本では、

・腸チフス
・赤痢
・コレラ


といった病気がありました。


これらの病気は、現在だと、


「日本人が海外に行った時に、現地の水を飲むことで起こる可能性がある病気」


と認識されていると思います。


特に、途上国へ行く時は、注意しますよね。


途上国とは反対に、塩素が投入されてからの日本では、これらの病気は減りました。


ただ、その一方で

・アトピー
・喘息
・花粉症



などの疾患が増えましたね。。。


これらの現代病は、

・腸チフス
・赤痢
・コレラ


の心配のある国では、見られません。


その証拠に、アトピーで東南アジアに渡った方が発信してくれたアトピーブログでは、東南アジアでは、


「アトピーは稀」


という情報だったり、、、


以前、テレビ番組の「こんなところに日本人」という番組で、アフリカ各国を回っていた千原せいじさんが、


「アフリカにアトピーなんか、見いひん。」


なんてことを言っていたのを覚えています。


このような実際に現地に行かれた方の1次情報をもとに、


「日本と東南アジアやアフリカとの違いは?」


と考えると、1つにがあげられると思います。



関連記事:参考にしたアトピーブログ4選


国民健康保険


次は、国民健康保険です。


医療も戦前と戦後で変わりました。


現在では、健康保険に加入していれば、誰でも3割の負担で、医療のサービスが受けられます。


この健康保険は、戦後になってからの制度です。


下の年表を見てみてください。

国民皆保険
引用:日本医師会



終戦が1945年なので、国民健康保険は戦後というのがわかります。


この年表から戦後に医療が変わったということがわかりました。。。。。


では、


「なぜ国民健康保険がアトピーの原因なのか?」


ということを疑問に思うと思います。


これは、水道水の塩素と含めて説明したいと思います。


塩素と保湿剤、ステロイドによるアトピーへの影響


国民皆保険によって、誰でも3割の負担で医療が受けられるようになりました。


そうすると、アトピーの場合は、保湿剤やステロイドを必ずといっていいほど、診察の時にもらいますよね。。。


これは、以前書いた「保湿剤をやめる理由」という記事も含めて読んでもらいたいのですが、、、


アトピー性皮膚炎という病気は、みんなが気軽に医療を受けれるようになったことで、「治りづらくなった」病気でもあるんです。


アトピーで病院に行けば、必ずと言っていいほど、保湿剤やステロイド軟膏を処方されます。


これが、


「治りを妨げている」


または、


「長期に渡って治らない」


という原因の1つです。


水道水の塩素とあわせて考えてみましょう。


水道水の塩素は、皮膚のバリア機能に影響をあたえます。


このことが、以下のようなループを作ってしまうのです。

水道水の塩素

アトピー

保湿剤、ステロイド

水道水の塩素

アトピー

保湿剤、ステロイド



このような流れを作ってしまうために、長期にわたって治らないのです。


現代の日本のお風呂やシャワーの普及率は、ほぼ100%。


お風呂やシャワーのない家の方が少ないと思います。


なので、生活のなかで「水」には必ず触れますね。


この生活で必ず使う水に塩素が含まれていると、皮膚のバリア機能に影響し、皮膚常在菌のバランスに影響します。


下のグラフを参考にしてください。

グラフ

▲正常な皮膚常在菌のバランス

グラフ

▲塩素の影響による、アトピーの人の常在菌のバランス


水道水の塩素の影響で、常在菌のバランスが乱れてしまうと、黄色ブドウ球菌真菌が繁殖し、悪い菌が優位の状態になってしまいます。


この状態になったときに、保湿剤やステロイドを塗る治療をすると、、、


「黄色ブドウ球や真菌に栄養を与えているような状況」


になるので、アトピーがいつまでたっても良くならないんです。


海外に行った人の中に、


「日本では、アトピーの重症患者が多い印象」


という意見を耳にしました。


これは、間違いない感覚だと僕は、思います。


先程説明した、塩素、保湿剤、ステロイドの負のループの状態に入ってしまっているからです。


水道水の塩素で、バリア機能が破壊され続け、そこに保湿剤やステロイドで菌に栄養を与え続けているという負のループ。


日本の生活環境や医療制度が、皮肉にもアトピーには決してよくない環境なのです。。。


戦前は負のループにならなかった


ここで最初に書いた、戦前のことを振り返ると、、、


戦前は、水道水に塩素も含まれていなかったので、皮膚のバリア機能に影響がなかったと考えられます。


また、戦前に塩素が含まれていないことは、アトピーという病気が、


「若い世代に多くて、高齢者に少ない」


というのも納得できるのではないでしょうか?


日本の四季


次は、アトピーの3つ目の原因である四季です。


ここまで読んだ方は、


「塩素、保湿剤、ステロイドをやめればアトピーは治るのではないか?」


と思うと思います。


ただ、ここがポイントなんです。


先程の常在菌のグラフをもう1度見てみましょう。


グラフ


この皮膚常在菌のバランスが、アトピーの常在菌のバランスです。


これを正常なバランス、下のような正常細菌の割合が多い状態に戻さなければいけません。


グラフ




そうなると、「菌」の割合を減らさなくてはいけませんね。


ここがポイントで、、、


「菌」の割合を減らすのに、日本の四季がある環境は適していないのです。


「菌」というのは、

・増えやすい湿度、温度、環境

・減らしやすい湿度、温度、環境


それぞれありますね。


そうなると、日本の四季のある環境というのは、「菌」安定しない環境になります。


東南アジアやハワイなどの、1年中温暖な環境とは、反対で、


夏から冬にかけての気温差が激しく、さらに日本は偏西風の影響もあって湿気が多い環境です。


この環境が菌を減らすことに加えて、安定させることにも適していないのです。


季節の変わり目にアトピーが出やすいのもこのため。


日本の四季は、アトピーを「治す」ということに適していないことが1つの原因としてあげられます。


これは、自分が沖縄にアトピーを治療しに行って感じたことです。

水道水の塩素、国民健康保険、四季、この3つの条件がある国は日本だけ


ここまで説明した3つの原因から、


「なぜ日本にアトピーが多いのか?」


ということもわかります。


理由は、この3条件が揃った国だから。


他国で、このような3条件を満たす国というのは他にあるでしょうか?


「他にない」と、僕は思います。






アトピーの3つの原因を取り除いた自分の治療


僕は、ここまで説明したアトピーの3つの原因を取り除く治療をしました。


以下が治療の内容です。

・水道水の塩素のカット
・保湿剤・ステロイドは使わない
・四季のない沖縄




先程説明した、塩素と保湿剤、ステロイドによる負のループをカット。


その後、日本でも温暖な気候の沖縄に行き、皮膚常在菌を意識した治療をしました。


この3つの原因を取り除いたことによりアトピーが良くなりました。



詳しい治療内容は、


やってよかったアトピー治療
アトピーに対する考え方


に個別記事がありますのでそちらも参考にしてください。


最後に


ブログを始めてから、ずっと


「アトピーの3つの原因」


という記事を書きたかったのですが、、、


なかなか書けないでいました。


というのも、記事を書いている自分は、医療従事者でもなんでもないですし、、、


ただのアトピーという病気に悩まされてきた一人の患者です。


こんな自分が、


「アトピーの原因は3つ」


なんて書いて「誰が信用するんだ?」なんて思っていました。


ただ、「アトピー 原因」とGoogleで検索してみると、どれも同じようなことが書いてある記事ばかりヒットします。


「自分がアトピーという病気を患ってから、何回同じような原因の説明や記事を目にしただろうか?」


そんな気持ちになりました。


たぶん、僕と同じようなことを思っている人もいると思います。

「同じような原因の説明とか何回も見たよ。。。」

「どこの病院にいっても同じような説明だよ。。。」


こういった感情があるのではないでしょうか?


そう思ったときに、、、


ふと、


「そんな感情をいだくのは、自分だけじゃないよな。。。」


と思い、


「もしかしたらその人たちに刺さるかもしれない。。。」


と思い、今回この原因の記事を書きました。


長くなってしまいましたが、、、、、


自分の知る限り、、、


歴史的背景や外国との比較、皮膚常在菌のことから「アトピーの原因」を書いている記事というのは、少ないです。


なので、参考にしていただけたら幸いです。


ではまた。



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