アトピーは遺伝じゃない理由

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こんにちは。カズ(@lifewill_befun)です。


アトピーの原因が、


「遺伝かもしれない」


というのを1度は、考えたことがあるかと思います。


僕も以前、そのように考えたことがあります。


ただ、、、


アトピーは、遺伝ではないと思います。


「なぜそのように思うのか?」


いくつか理由があるので、説明していきたいと思います。


ではいってみましょう。


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アトピーは遺伝じゃない理由


この記事を書く前に、Googleで「アトピー 遺伝」と検索し、少し調べてみました。


いくつか記事を読んでみたのですが、、、、


アトピーと遺伝の話はどれも、


「日本でのアトピーの話が前提」


というように感じました。


記事で書かれていた、「アトピーと遺伝」という話は、生殖の法則や関係の話で、


「両親のどちらかがアトピーの遺伝子を保有している」


という話。


この関係で生まれた子供がアトピーになるということでした。。


正直、僕は、この意見には納得できませんでしたね。


理由を説明します。


海外に住む日本人でも同じくらいの割合でアトピーがいるのか?


僕が、「アトピーと遺伝」で疑問に思うのが、


「海外に住む日本人でも同じくらいの割合でアトピーがいるのか?」


ということ。


例えば、戦前の昭和の時代に、ハワイ、ブラジル、中国などの海外に渡った日本人ってけっこういると思います。



そこで生まれた子供がアトピーになる割合と、日本でアトピーになる割合に、少なからず相関関係というのがないと、


「アトピー=遺伝」


という話は成立しないというように思います。


日本でアトピーが増えたのは、戦後です。


グラフ
引用:日本健康増進支援機構



上のグラフを見ると、アトピーという病気は、戦前には少なかったことがわかると思います。


ここで、仮に、日本人がアトピーの遺伝子を持っていると仮定するならば、、、、


ブラジル、ハワイ、中国などに渡った日本人の子供にも、少なからずアトピーの人がいないと、


「アトピー=遺伝」


という話は成立しないのではないでしょうか?


日本では、年々アトピーは増えていますが、


「海外に渡った日本人の子供でもアトピーが増えている」


というようなニュースなんか聞いたことがないですし、、、、、


むしろ、


「海外ではアトピーの人が少ない」


といった情報の方が耳にする機会も多いです。


なので、「アトピーと遺伝」という話は、「日本での出来事が前提」として語られているように僕は感じます。。。。



関連記事:参考にしたアトピーブログ4選


関連記事:やってよかったアトピー治療⑥ 【ハワイでアトピーが治ったという1冊の本】


親子でアトピー、子だけアトピー


遺伝という話になってくると、「親子でアトピー」、「子だけアトピー」というように分かれますね。


僕の家族は、僕以外にアトピーの人はいません。


両親も妹もアトピーではありません。


「子だけアトピー」というパターンです。


アトピーが遺伝と考えられるようになったのは、


「親子でアトピー」


といったことがあるからだと思います。


親子でアトピーだと、遺伝と結び付けられやすいですよね。。。


しかし、、、、親子でアトピーも遺伝ではないと思います。


「親子でアトピー」「子だけアトピー」と双方に理由づけできる理由があります。




水道水の塩素


「親子でアトピー」「子だけアトピー」には、両方に水道水の塩素が関わってきます。


先程説明したグラフでは、戦前にはアトピーが少なかったですよね。


戦前と戦後で変わったことと言えば、水道水の残留塩素です。


水道水の残留塩素は、皮膚のバリア機能皮膚常在菌に影響をあたえます。



下の図をご覧ください。

グラフ
アトピーでない人の皮膚常在菌のバランス




グラフ
アトピーの人の常在菌のバランス



この図は、アトピーの人とアトピーでない人の皮膚常在菌のバランスです。


水道水の塩素の影響によって、皮膚のバリア機能が弱り、皮膚常在菌に影響がでます。


アトピーの人は、下の「正常な常在菌が少なくなった状態」なのです。



ここで、先程の「親子でアトピー」「子だけアトピー」に話を戻しましょう。


水道水というのは、日常生活で欠かせないもの。


必ず使用しますね。


特に、お風呂やシャワーは、ほぼ100%の日本の家庭にあり、家族全員が使用します。


この日常生活で欠かせない水を使う中で、水道水の塩素の影響を受ける人受けない人が出てきます。


これが、親子で影響を受けるパターンなのか、


子供だけ影響を受けるパターンなのか、


に分かれます。


日常生活で必ず使用する水なので、関連性は高いですよね。


なお、戦前は、水道水に塩素が投入されていなかったために、影響を受ける人が少なかったと、先程のグラフからも読み取れると思います。


これらのことと、歴史的な背景やデータの方が、遺伝という不確定要素が多い生殖の話よりも自然ではないでしょうか?



関連記事:【アトピー3つの原因】水道水の塩素、国民健康保険、四季


アトピーで「遺伝」と考える前に水道水


「遺伝かもしれない」


と悩んでいる人は、特に母親が多いのではないかと、想像します。


もし、自分と子供の「両方がアトピー」という方は、自宅の水道水を1回チェックしてみることをおすすめします。


というのも、住んでいる場所によって水道水の残留塩素の濃度や水環境というのは、違ってくるからです。



✅自分の例

僕の住んでいる場所の、水環境を例に出して紹介します。


僕の家は、田舎で築年数が古い家。


なので、水道管が塩素の影響で劣化していました。


下の写真を見てください。


アイキャッチ
浄水器のフィルター


これは、実家の浄水器のフィルターです。


水道水の塩素もカットしてくれる浄水器を使用しているのですが、、、


3ヶ月経つとこのような色になります。


この色は、水道管の赤錆


古い鉛管の水道管が家まで通っているのですが、、、、塩素の影響で劣化しています。


この赤錆の水道管の水環境は、けして良いと言えません。


このような事例があるので、1度水をチェックしてみるといったことをおすすめします。


関連記事:【アトピー】水道水の残留塩素による水道管の赤錆


まとめ


・遺伝は、日本が前提という意見が多い
・海外で住む日本人との関係
・戦後で変わったことは、水道水



今回は、アトピーと遺伝について関係がないと思う理由を書いてみました。


この記事の中で触れた、

・水道水の残留塩素
・皮膚常在菌



のことについては、より詳しく触れた記事もありますので、そちらも参考にしていただけると幸いです。


ではでは。


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