こんにちは。カズ(@lifewill_befun)です。
アトピーの脱ステロイド治療は時間がかかります。
多くのアトピーブログや脱ステロイドの体験談を見ると、ある程度綺麗になるのに3年。
長い人で7年という人もいました。
実際に僕も1番最初に脱ステロイドの治療をしたときは、時間がかかりました。
「なぜ時間がかかるのか?」
それは日本という四季のある環境ではアトピーが治りづらいからです。
これは、僕が2回目の脱ステロイド治療で、沖縄にアトピーの治療に行って思いました。
沖縄だと治るスピードが早いんです。
沖縄も日本ですが、亜熱帯気候で温暖。
本州とは環境が違います。
今回の記事は、沖縄にアトピーを治療しに行った僕が、
なぜ日本ではアトピーが治りづらいのか?
時間がかかるのか?
ということをお話します。
ではいってみましょう。
日本でアトピーが治りづらい理由
アトピーと日本の四季
まずは、日本の四季が、なぜアトピーの治りづらさに関係してくるのか?
これには、皮膚常在菌が関係してきます。
四季があるということは、気温や湿度が変わってきますよね?
そうすると、当然、皮膚常在菌も変化します。
▼正常な人の常在菌のバランス
▼アトピーの人の常在菌のバランス
アトピーでない人は、正常な常在菌の割合が多いため四季の変化にも対応が可能。
しかし、アトピーの人は正常な常在菌の割合が少ないため、環境の変化に対応しづらいのです。
季節の変わり目にアトピーが悪化するのはこのためだと思います。
日本でアトピーが治りやすいのは夏、それ以外は我慢の季節
日本でも夏は紫外線も強くなり、汗の殺菌作用、乾燥しない環境と、いい時期があります。
海でアトピーが良くなるというのは、よく聞く話で、真菌系の割合を減らすことができるため。
しかし、それができるのは7月、8月の2ヶ月間だけ。
海でよくなったけど、その後また元に戻るという人も多いのではないでしょうか?
そんなことからも、残りの10ヶ月は我慢の季節。
この残りの期間にも改善する人はいると思いますが、夏の期間ほどは治らないのではないでしょうか?
僕は、治りやすい季節が2ヶ月しかなく、残りの季節は我慢しなければいけない日本の気候が、年数がかかる要因だと思います。
これは実際に沖縄に行って治療し、感じました。
沖縄は、海開きが3月で10月末まで海に入れるくらい温暖です。
これだけの期間暖かいと、しっかりと真菌の菌を減らすことができ、正常な常在菌を定着することができます。
ここが違いです。
日本の夏は湿気が多い。アトピーには適していない湿気。
沖縄に実際行って感じたことですが、本州の夏は湿気が多いと感じます。
カラッとしていません。
沖縄も暑いですが、カラッとしていて気持ちのいい暑さ。
このカラッとした暑さと紫外線が真菌に効くのです。
一方、日本の夏は湿気が多いため皮膚にまとわりつきます。
そして、紫外線も沖縄やハワイほど強くない。
このような違いも治るスピードに関係があると思いました。
湿気の多さは、味噌、醤油などの発酵する食材が日本で昔から作られていることからも
ここからは想像の範囲の話になります。
日本は古くから味噌や醤油などの発酵食品を作り、食べてきました。
この発酵食品は、「菌」を使った調味料ですよね。
日本の湿気の多い気候がこのような調味料を生み出しました。
日本の湿気の多い気候、「菌」を生みやすいということが文化的なことからも見えます。
逆にいうと、
菌を減らしたりすることに向いた気候ではないと言えるのではないでしょうか?
僕はこういった古くからの文化的な側面と皮膚常在菌のことを考えると、日本でアトピーを治すのは難しいし、時間がかかると思います。
これに関しては想像の範囲になってしまいますが、関係があるような気がしてならないのです。
最後に
今回の記事は、自分の脱ステロイド治療の経験や他の人のブログ、体験談も見て書きました。
ステロイドの使用歴にもよりますが、最初にステロイドを止めてある程度落ち着くまでが1番辛いです。
そこを乗り越えるとそれなりに楽になります。
そこからは、環境をハワイや沖縄などのアトピーが治りやすい環境に移るのが、1番早く治す方法ではないかと。
自分が長く脱ステロイド治療をやってきてそう思います。
日本で早く治すということはかなり難しいです。
以上、今回は日本でアトピーが治りづらい理由でした。
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