
スケボーのオーリーのコツとか原理ってあるのかな?
オーリーのスタンスが知りたい。。。
オーリーのテールが上がらない原因ってなに?
おすすめのオーリー練習動画をおしえてほしい。
この記事では、スケボー初心者のこのようなオーリーの悩みにお答えします。
記事の内容としては、以下の内容です。
・オーリーの原理の解説
・オーリーのやり方
・オーリーの2つのコツの紹介
・テールが上がらない原因の解説
・習得期間が人によって違う理由
・オーリーのおすすめ練習動画の紹介
記事では、イラストや画像を多めに使いながら、オーリーについてわかりやすく解説しています。
スケボーを始めたばかりの方や、現在オーリーの練習をしている方まで、参考になる内容です。
この記事を読めば、オーリーについての理解を得ることができ、練習をするときの意識も変わります。
オーリー習得のスピードもあげることができますので、ぜひ参考にしてください。
ちなみに記事を書いている僕は、スケボー歴6年で、現在もスケボーしているスケーターです。
早速ですが、いってみましょう。
【スケボー初心者向け】オーリーをイラストで徹底解説
オーリーとは?

スケボーのオーリーは、スケートボードの基本トリックの1つです。
以下の4つの動作を1連の動きで行います。
・デッキを弾く
・前足をすりあげる
・自分もジャンプする
・デッキを浮かす
スケートボードの多くのトリックの基本となるのがオーリーなので、必ず必要なトリックになります。
スケボーオーリーの原理
次に、オーリーの原理を説明します。
なぜ足がくっついていないのに、デッキが浮くのか?
と不思議に思う人もいると思います。
イラストを使ってわかりやすく解説します。
まず、イメージしてほしいのは、天秤です。

天秤は、重い方に傾きますよね?
スケボーのオーリーも天秤と似ていて、それをイメージしてもらうとわかりやすいかと思います。
まず、スケボーで前足と後ろ足が乗っている状態では、50:50の状態です。

天秤もこのときは、傾きませんよね?
次に、デッキを弾いて、前足をすりあげた時は、ノーズが軽くなり、テールが重くなります。

そうなると、デッキが傾きますね。
天秤の動きと同じです。
次は、オーリーで自分がジャンプして、後ろ足を浮かします。
後ろ足を浮かしたら、前足を前に押し出します。
そうすると、、、、

今度は、後ろ足を浮かしたので、テールが軽くなり、前に出した前足の重みがノーズにかかりますので、ノーズが重くなります。
これで、オーリーの形になりますね。

これがオーリーの原理です。
80%と20%は、わかりやすいように考えた例なので、そこはそういうものだと思ってください。
こんな風にデッキが浮くんだくらいの理解でOKなので、参考にしてください。
スケボーのオーリーのスタンス
次は、オーリーのスタンスです。

オーリーのスタンスは、上の画像のようなスタンスです。
レギュラースタンス、グーフィースタンスの両方とも、だいたいデッキの中央くらいに前足を置きます。
バランスの取りにくい人は、このスタンスよりも広くとっても大丈夫です。
慣れてきたら、だいたい真ん中くらいに足の位置を置きましょう。
オーリーのスタンスでは、後ろ足の位置が大切です。

▲上の画像は、レギュラースタンスの場合です。
後ろ足は、デッキの中心よりも背中側に足を置きます。
ここに後ろ足を置いてあげる理由は、足の母指球の部分でテールの中心を弾くためです。

足の母指球の付近が一番力を入れやすく、その力をデッキの中心に伝えてあげるためにこの位置をとります。
最初は、バランスを取りにくいかもしれませんが、しっかりとしたオーリーをするには、デッキの中心を弾くことが大切です。
母指球付近で、デッキの中心を弾くことを意識しましょう。
スケボーのオーリーのやり方
オーリーのやり方を簡単に紹介します。
オーリーのやり方は、まずデッキを素早く弾きます。

弾いたのとほぼ同時に自分も真上にジャンプ。

ジャンプしたと同時に前足寝かせ、足の小指付近で、ズリズリズリとデッキをすりあげます。

すりあげたら、前足を前に押し出し、下の写真ような姿勢をとります。

この姿勢のときが、ジャンプの最高到達地点です。
この状態から、両足で着地します。
ざっとですが、これがオーリーのやり方です。
次は、オーリーのコツを解説します。
ここからが1番大切になってきますので、参考にしてください。
スケボーのオーリーのコツ
オーリーオーリーのコツは、2つです。
この2つをまず意識すると、オーリーを早く習得できるようになります。
しっかりデッキを弾くこと
まずは、これが一番オーリーでは重要です。
まずしっかりデッキを弾かないといけません。
デッキをしっかり弾くと、板が立ち上がり、前足を前に出せば、高さが出ます。

反対に弾けなくて、デッキが立ち上がらないと、前足を使っても、、、、
高さが出ずに、テールも上がってきません。

イラストを見てもらうと、立ち上がる角度で高さが出る、出ないがイメージできると思います
しっかりデッキを弾かないと、いくら前足を使ってもダメなんです。
なので、デッキをしっかり弾くというのは、オーリーのコツです。
オーリーができる人とできない人の、デッキを弾く音は違います。
「パチッーーン」という甲高い音がしていると、デッキをしっかり弾けている証拠です。
弾いたらすぐに跳ぶ
弾いたらすぐに跳ぶのも、オーリーのコツです。
これは、次で解説するテールが上がらない原因ともつながってくるので、そちらも一緒に参考にしてほしいのですが、、、
弾くのと同時くらいにジャンプしないと、テールが上がらず、高さが出ません。

弾いてからジャンプという意識でなく、弾くと同時にジャンプするくらいの意識でジャンプします。
この時、デッキもしっかり弾けていないといけません。
しっかり弾いて、すぐにジャンプする。
言葉にするとめちゃめちゃシンプルですが、これがオーリーのコツです。
オーリーでテールが上がらない理由
スケボー初心者のオーリーで、一番悩む部分が、
テールが上がらない
ということだと思います。
僕も、初心者の時は、テールが上がらないことに1番悩みました。。。
これには、ちゃんと理由があります。
これを理解して練習に取り組むと、オーリーの上達スピードも早くなります。
後ろ足が残っている
オーリーでテールが上がらない原因は、後ろ足が残っているからなんです。。。
オーリーでテールを弾いたら、すぐにジャンプして、後ろ足を上げないと、、、
テールは、あがりません。

後ろ足が残ったままだと、テールが上がるスペースが確保できません。

テールは、
「上がりたいんだけど、、、後ろ足が邪魔して、、、あがることができない。。。。」
という状態になっています。。。。
なので、、、

デッキを弾いた瞬間に、後ろ足をしっかりあげてあげれば、テールがしっかり上がってきます。


先程のオーリーのコツの話に戻りますが、
弾いたらすぐにジャンプする
というのが大切なコツであるというのが、ここにつながってきます。
デッキを弾いた後に、すぐにジャンプして、後ろ足を上げてあげれば、テールがあがったオーリーになります。
テールが上がらない理由は、このような理由です。
これを意識して練習してみてください。
スケボーのオーリー習得までの期間
次は、オーリーを習得する期間について。
オーリーの期間は、1ヶ月とか2ヶ月とか言われたりしますが、、、
正直な話、、、、人によって違ってきます。
といのも、、、、
毎日滑ることができる高校生や大学生と、週に2回しか滑れない社会人の人では、オーリーを習得する期間が違ってきます。
スケボーのオーリーは、普段の日常では使わない筋肉を使った動きの練習です。
足首を寝かせてすりあげたり、足の母指球でデッキを弾いたりと、、、
このような動きは、普段の日常では使わない動きですよね?
この普段しない動きに使う筋肉が、発達して、動き方を覚えるまで、何回も練習しないといけません。
筋トレと似ていて、マッスルメモリーともいいます。
このマッスルメモリーが、毎日のように練習できる人の方が、当然発達もよく、神経伝達もよくなります。
反対に、週に2回しか滑れない方だと、発達や伝達は、毎日練習できる人に比べると、遅いです。
なので、オーリーの習得期間は、練習できる頻度によって違ってきます。
なので、これくらいの期間が目安というのは、正直言うことができないのが本音です。
スケボー初心者が参考にしたいオーリー動画10選
次は、オーリーのおすすめ動画を紹介します。
記事を書いている僕自身もオーリーで苦労した経験から、
「初心者の頃に、こんなオーリーの練習動画が欲しかった。。。」
という基準でオーリー練習動画をまとめました。
選んだ動画の内容は、以下の通りで、ステップ別になっています。
・始めたばかりの人のための動画
・練習方法・やり方の解説動画
・止まってするオーリー
・走りながらのオーリー
・小さなモノ超え
・平行で綺麗なオーリー
・高さをだすためのオーリー
・日本一のオーリーのお手本動画
・オーリーでよくある症状
・挫折しそうな人のための動画
オーリーをできるようになるには、ステップが大切で、そんなステップ別のおすすめ動画をまとめました。
スケボーYoutuberのろびんトよしさんの動画が、ステップ別でとてもわかりやすく解説されているので、多めに入っています。
最初に見る動画
まず、スケボーを始めたばかりの人におすすめの動画を紹介します。
動画はこちらです。
この動画は、スケボーを始めたばかりの人、買ったばかりの初心者向けに作られています。
オーリーを練習をする前に必要なことも説明してくれる動画です。
スケボーを買ったばかりの人や始めたばかりの初心者の人は、まずこの動画から見るのがオススメです。
練習方法
次は、オーリーのやり方、練習方法の流れが一通りわかる動画です。
「どのように練習していけばいいのか?」
「どういったことがオーリーでは、大切なのか?」
ということがこの動画では、わかります。
オーリーの練習方法や、やり方を学びたい人は、この動画がオススメです。
止まって練習
次は、止まってするオーリー練習動画です。
現在、止まってオーリーの練習をしている人に参考になる動画です。
動画のポイントも簡単にまとめました。
- 前足を弾きながらジャンプをすること
- フットスライドを意識する
- 普通にジャンプした時の滞空時間と同じになること
走りながら練習
次は、走りながらのオーリーのおすすめ練習動画です。
現在、走りながらのオーリーを練習をしている人に参考になる動画です。
動画のポイントも以下にまとめました。
- しゃがむ練習でイメトレをする。
- 進行方向と逆方向にテールを弾くイメージを持つ。
- 止まった状態でオーリーを練習していた時に意識していたことをおさらいする。
モノ超え
次は、小さなモノ超えオーリーの動画です。
現在、モノ超えの練習をしている人にや、モノ超えを始めたばかりの人に参考になる動画です。
動画のポイントも以下にまとめました。
- 跳ぶまでの目線に慣れる
- 早く走るオーリーに慣れておく
- オーリーの滞空時間を伸ばす
平行なオーリー
次は、平行で綺麗なオーリーをしたい人向けの動画です。
動画のポイントを以下にまとめました。
- フットスライドはノーズの先端まで。
- 空中で両足をしっかり曲げる
- 重力に任せて両足をおろす。
高さ
次は、オーリーの高さを出したいという人向けの動画です。
動画のポイントを以下にまとめました。
- 狭いスタンスに慣れる
- 空中での足はリラックス
- 少しずつ高くモノ超えする。
日本一のお手本
高さを出したいという人はこちらもオススメ。
日本一のオーリーのお手本動画です。
「こんな風にオーリーで跳んでみたい」
と、テンションの上がるオーリーのお手本動画です。
動画後半の、日本一のオーリーを持つかつやさんのオーリー解説もとても参考になります。
よくある症状
次は、オーリーで初心者がよくやる症状を、症状別で解説してくれる動画です。
オーリーのよくある症状も以下にまとめました。
- テールに足が残っている
- 体のジャンプが早すぎる
- 前足でのノーズの押しの速さ、強さが足りない
- 両輪着地できない
- 後ろ足がテールから離れる
挫折しそうな人
最後の動画は、
「オーリーができない。。。」
「スケボーをやめそう。。。」
といった初心者の人に必ず見てほしい動画です。
この動画はきっとあなたを勇気づけてくれます。
スケートボードには、オーリー以外にも楽しみ方があります。
最後に
今回は、スケボーのオーリーについて徹底解説しました。
これからオーリーの練習をはじめる人、現在オーリーの練習している人の参考になれば幸いです。
以上、今回は、オーリーについてでした。
ではでは。
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