スケボートラックの重さって軽い方がいいのかな?
軽い方が値段も高いし、、、
重いトラックよりも良いのかなぁ?
てか、トラックの重さってどのように滑りと関係するんだろう?
この記事では、スケボーのトラックに関係するこのような疑問にお答えします。
記事の内容としては以下の内容です。
・3大ブランドのトラックの重さの比較
・トラックの重さと値段について
・トラックの重さの滑りへの影響
・軽すぎるのは?
これらについて詳しく解説します。
記事では、トラックの3大ブランドである、
・INDEPENDENT
・VENTURE
・THUDER
3つのブランドのモデル、重さ、値段をわかりやすく、表でまとめました。
各ブランドの重さの比較に加え、
トラックの重さが滑りにどのように影響するのか?
ということも詳しく解説します。
この記事を読めば、各ブランドのトラックの重さがわかり、どのようにトラックを選べば良いのかということが分かりますよ。
ちなみに記事を書いている僕は、スケボー歴6年で、現在も滑っているスケーターです。
実際に自分も、重いトラック、軽いトラックの両方を使いました。
なので、それぞれ詳しく説明できます。
現在、重いトラックにしようか、軽いトラックにしようか、悩んでいる方の参考になる内容なので、トラック選びの参考にしてください。
では、いってみましょう。
【解説】スケボートラックの重さについて。軽すぎるのは良いのか?
まずは、INDEPENDENT、VENTURE、THUDERのトラックの重さと値段をまとめましたので、参考にしてください。
INDEPENDENT
モデル名 | 重さ | 値段 |
---|---|---|
Stage11 | 377g | 8960円 |
Forged Hollow | 340g | 10500円 |
Titanium | 323g | 14900円 |
※トラックサイズ139
VENTURE
モデル名 | 重さ | 値段 |
---|---|---|
POLISHED(ノーマル) | 363g | 8080円 |
V LIGHT | 341g | 9840円 |
V HOLLOW LIGHTS | 321g | 11160円 |
TITANIUM | 305g | 13360円 |
※トラックサイズ5.2
THUNDER
モデル名 | 重さ | 値段 |
---|---|---|
POLISHED(ノーマル) | 335g | 9400円 |
LIGHTS | 319g | 11600円 |
HOLLOW LIGHTS | 299g | 12700円 |
TITANIUM | 285g | 15560円 |
※トラックサイズ147
※参照:californiastreet
トラックの値段は、お店やカラーなどによっても変わってきますので、その辺はご理解ください。
ここでは、トラックの重さで値段が変わるということがわかっていただければOKです。
軽量化
各ブランドがどのように軽量化されているのか、簡単に説明します。
下の画像をみてください。
▲キングピンの軽量化
▲シャフトの軽量化
▲ベースプレート
主に、キングピンとシャフトの部分が空洞になっていることで軽量化されています。
また、ベースプレートの違いや、値段の1番高いトラックは、チタンの素材が使われていることによって、トラックが軽くなっています。
スケボートラックの重さが滑りにどう関係するのか?
上で紹介したトラックの重さと値段の関係を見ると、軽いトラックの方が値段が高くて、重いトラックは、値段が安いです。
値段も高いし、軽いトラックの方がやっぱりいい商品なのかなぁ〜?
というように、初めてトラックを購入する方や、スケボー初心者の方は思うかもしれません。
ですが、軽くて値段の高いトラックが、一概に1番良いトラックというわけでもありません。
重いトラックにも良い部分があるんです。
重いトラックのメリット
重いトラックのメリットを紹介します。
重いトラックは、以下の良い面があります。
・前足の重みを感じる感覚がある
・弾いたときの重みの反動
この2つが重いトラックの良い部分です。
前足の重みを感じる感覚がある
これは、オーリーをした時の感覚です。
重いトラックは、オーリーをした時に、前足に重みの感覚があり、
引っ張っている
という感覚があります。
▲オーリーの時の前足
これは、軽いトラックと重いトラックの両方を使わないとわからない感覚ではあるのですが、、、、
重いトラックの方が、前足に感覚が残ります。
この、重みの感覚が残る方が良いというスケーターもいて、一概に軽いトラックの方が良いトラックとも言えない部分なんです。
弾いたときの重みの反動
これは、僕が感じることですが、、、、
重みのあるトラックの方が、弾いたときの反動で、デッキの立ち上がりが良い感覚があります。
トラックが重い分、その重さの影響で、反発し、デッキもあがってくるというといった感じです。
これは、感覚部分なので、難しい表現なのですが、、、
トラックが軽すぎると、反動がない感じが自分の中ではありますね。
プロスケーターでもトラックの重さは人によって違う
YouTubeの動画で、いくつか日本人のプロスケーターのセットアップ動画が見ることができます。
そこで、日本のトッププロの池田幸太さんは、軽量化されていない重いトラックを使ってると言っている動画があるんです。
池田幸太さんは、日本でもトップクラスのオーリーの高さを持つスケーターです。
動画を見ると、
「重いトラックの方が、しっかり弾ける。」
とセットアップの紹介で言っているんです。
プロスケーターでも重いトラックを使っています。
なので、一概に軽いトラックが良くて、重いトラックが悪いということはありません。
軽いトラックのメリット
次は、軽いトラックの良い部分を紹介します。
基本的に軽いトラックは、デッキサイズの大きい板に対して使うのが好まれます。
デッキサイズの大きい板は、重量も重く、そこに重いトラックをつけると、さらに重くなってしまいます。
サイズの大きいデッキは、安定感がありますが、、、、
重いので回転系のトリックは、サイズの小さいデッキに比べるとやりにくいです。
キックフリップなどの足首のスナップを使うトリックは、デッキサイズの小さいデッキの方が、少ない力で回転することができます。
デッキサイズの大きい板に、重いトラックをつけると、さらに回転系のトリックもやりにくくなってしまうんです。
そこで、軽いトラックをつけることで、重さを軽減し、扱いやすくしてくれるというのがあります。
軽いトラックは、基本的には、デッキサイズの大きい板を使う人に好まれます。
トラックが軽い=良いというわけではない
トラックが軽い=良い
というわけでは、ありません。
なんとなく、値段も高いし、値段の高い商品の方が良いというイメージがあります。
スケボーのトラックに関しては、この図式には、あてはまらないと思います。
大事なのは、自分の感覚と、使っているデッキのサイズとの関係です。
大きいサイズのデッキを使っているのでしたら、軽いトラックでも良いと思いますが、、、、
そこまで大きいデッキでないのであれば、軽すぎるのも良いとは思いません。
ちなみに僕は、8.0のデッキで、INDEPENDENTのForged Hollowを使っています。
▲INDEPENDENTのForged Hollow
先程の表の2番目のトラックですね。
INDEPENDENT
モデル名 | 重さ | 値段 |
---|---|---|
Stage11 | 377g | 8960円 |
Forged Hollow | 340g | 10500円 |
Titanium | 323g | 14900円 |
このトラックは、軽量化されているトラックですが、3大ブランドの中で比べると、そこまで軽いトラックではありません。
INDEPENDENTは、3大ブランドの中では重い方です。
VENTURE
モデル名 | 重さ | 値段 |
---|---|---|
POLISHED(ノーマル) | 363g | 8080円 |
V LIGHT | 341g | 9840円 |
V HOLLOW LIGHTS | 321g | 11160円 |
TITANIUM | 305g | 13360円 |
※トラックサイズ5.2
THUNDER
モデル名 | 重さ | 値段 |
---|---|---|
POLISHED(ノーマル) | 335g | 9400円 |
LIGHTS | 319g | 11600円 |
HOLLOW LIGHTS | 299g | 12700円 |
TITANIUM | 285g | 15560円 |
※トラックサイズ147
※参照:californiastreet
自分は、軽すぎるトラックだと、、、、
オーリーした時の感覚が感じられないのと、反動がない感じがするので、あまり軽すぎるトラックは好みません。
なので、軽量化はされているけど、そこそこ重みのあるトラックを使っています。
この辺は、好みの部分もありますが、参考にしていただければと思います。
重いトラック、軽いトラックまとめ
ここまでをまとめると、
・一概に軽いトラックが良いというわけではない
・重いトラックも良い部分がある
・プロも重いトラックを使っている
・軽いトラックは、デッキサイズの大きい板向き
まとめるとこんな感じです。
これを受けて、次は、はじめてトラックを購入する人や、スケボー初心者の人がどのトラックを選ぶのがいいのか、簡単に解説します。
スケボートラックの重さの選択
はじめてトラックを購入する方や、スケボー初心者の方は、一番軽いトラック以外を選ぶのがおすすめです。
上の表で紹介した、TITANIUM以外のトラックを選ぶのがおすすめです。
理由は、以下の2つの理由です。
・7.75〜8.0のサイズが多い
・お金がかかる
7.75〜8.0のサイズが多い
スケボー初心者も含めて、一般的に7.75〜8.0のデッキを使っているスケーターが多いです。
スケボー初心者向けのコンプリートセットもこのサイズで売られていることが多く、使っている人も多いのがこのサイズです。
7.75〜8.0のサイズであれば、そこまでサイズが大きいデッキではないので、値段の高いTITANIUMでなくても良いと思います。
軽量化されていないノーマルタイプ、LIGHT、HOLLOW LIGHT、この3つのどれかで選ぶのがおすすめです。
INDEPENDENT
モデル名 | 重さ | 値段 |
---|---|---|
Stage11 | 377g | 8960円 |
Forged Hollow | 340g | 10500円 |
※トラックサイズ139
VENTURE
モデル名 | 重さ | 値段 |
---|---|---|
POLISHED(ノーマル) | 363g | 8080円 |
V LIGHT | 341g | 9840円 |
V HOLLOW LIGHTS | 321g | 11160円 |
※トラックサイズ5.2
THUNDER
モデル名 | 重さ | 値段 |
---|---|---|
POLISHED(ノーマル) | 335g | 9400円 |
LIGHTS | 319g | 11600円 |
HOLLOW LIGHTS | 299g | 12700円 |
※トラックサイズ147
※参照:californiastreet
3つの中から選ぼう!
お金がかかる
これからスケボーを始める人やスケボー初心者の場合、最初はお金がかかることも多いかと思います。
トラック以外にも、デッキ、ウィール、ベアリング、スケシューとお金もかかりますね。
トラックは、スケボーの滑りに直結する部分ですが、、、、
・INDEPENDENT
・VENTURE
・THUNDER
この3つのブランドのトラックであれば、どの重さのトラックであれ、問題なく使えます。
重さは、その人のデッキサイズや好みの部分なので、、、
スケボーをやっていくうえで、こだわれば良い部分でもあります。
なので、最初は自分のお財布と相談して、どのタイプにするのか決めるのが良いと思います。
まとめ
トラックの選択をまとめると、
・TITANIUM以外のトラックを選ぶ
・最初はお金がかかる
・3大ブランドならどのトラックも問題なく使える
・お財布と相談
自分の使っているデッキのサイズと、お財布に相談してトラックを選びましょう。
最後に
今回は、スケボーとトラックの重さと値段について紹介しました。
トラックの重さに関しては、軽いトラック、重いトラックの両方を試して使わないとわかりにくい部分なので、はじめて買う人は、疑問に思う部分だと思います。
この記事が少しでも、はじめてトラックを購入する方の疑問や、モヤモヤした部分がすっきりする内容であれば幸いです。
以上、今回は、スケボーのトラックの重さと値段についてでした。
ではでは。
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