こんにちは。カズ(@lifewill_befun)です。
アトピーの症状以外で、現在の治療と、ステロイド、強酸性水治療の時の違いをひとつ上げるとしたら毛嚢炎です。
毛嚢炎?
って思う方もいるかもしれません。
ニキビって言ったほうがわかりやすいかな?
アトピーの症状以外に、よく毛嚢炎が出てきたんですよ、、、、以前は。
今回はそんな毛嚢炎についてのお話をしたいと思います。
ではいってみましょう。
アトピーと毛嚢炎。ステロイド、強酸性水の治療の時によくできた毛嚢炎(ニキビ)
ステロイド、強酸性水の治療のときによく出てきた毛嚢炎。
僕の場合、背中、太もも、肩によくできました。
たまに耳たぶにも。
小さいですが、プツんと、赤く丸く腫れ上がり、触るとちょっと痛い。
毛嚢炎ができてから1〜2日経つと、中に黄色、または白い膿が出来て、潰すとブニュって出てくる。
痒くはないのですが、、、
「またできた。」
「なんでこんなにできるんだろう?」
って当時は疑問に思っていましたね。。。。。
毛嚢炎の原因は、黄色ブドウ球菌
Googleで「毛嚢炎」と調べると、皮膚常在菌の黄色ブドウ球菌が原因だ!と出てくると思います。
黄色ブドウ球菌が原因?
黄色ブドウ球菌と聞くと、アトピーでも同様に「皮膚上に黄色ブドウ球菌の繁殖」と、皮膚科医も認めていますよね。
毛嚢炎も皮膚常在菌のバランスが関係
ここで以前に書いた皮膚常在菌のバランスが関係してくると思います。
アトピーの皮膚は、正常な常在菌の割合が少なくて、黄色ブドウ球菌と真菌の割合が多くなっている上の図のような状態。
だから毛嚢炎にもなりやすかったのだと思います。
毛嚢炎とステロイド、強酸性水の関係性
ここからは、「なぜ、ステロイドや強酸性水の治療で毛嚢炎ができやすかったのか?」ということを考えてみました。
まずは、ステロイド。
ステロイドは、塗り薬なので、真菌に影響します。
皮膚に塗ることで、真菌の割合を増やしてしまい、、、その結果、黄色ブドウ球菌にも感染しやすい状態なってしまったということが考えられます。
先ほど紹介した常在菌の割合になってしまっていたんです。
▲正常な常在菌の割合が少ない状態。黄色ブドウ球菌と真菌が多い。
▲正常な皮膚の状態。
次に強酸性水です。
強酸性水は、毎日シャワーと強酸性水を浴びる治療でした。
1日2回。朝と晩にシャワーと強酸性水をあびるという治療です。
基本的に、シャワーや強酸性水の浴びすぎの状態でした。
正常な常在菌まで洗い流している状態だったんですよね。。。。
なので毛嚢炎もできやすかった。。。。
綺麗にしすぎということも、毛嚢炎ができやすい原因だと思います。
アトピーと皮膚常在菌のバランスに関しては、下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:なぜ保湿剤をやめなければならないのか?アトピー治療の脱保湿という考え方
ステロイド、強酸性水をやめて毛嚢炎ができなくなった!!
僕は、ステロイドと強酸性水の治療をやめました。
アトピーの治療を変更したんですよ。
その変更したアトピーの治療も、皮膚常在菌に関係する治療をしました。
主な内容は、脱保湿と紫外線療法。
詳しい考え方や方法は、この記事では省きますが、、、
考え方としては、先ほど書いた良い常在菌を増やして、黄色ブドウ球菌と真菌を減らすという考え方です。
これで毛嚢炎がぜんぜんできなくなったんですよ!!!
皮膚常在菌のバランスを考えた治療をしてあげたことが改善した要因だと思います。
真菌、黄色ブドウ球菌の割合を減らし、正常な常在菌の割合を増やす。
アトピーも毛嚢炎もこれが1番でしたね!!!
最後に
ステロイドを使ってた時と現在の違いってなんかあるかなぁ〜って考えてたときに、
「あっ、毛嚢炎!!」
って思い出したので、、、今回の記事を書いてみました。
みなさんも、毛嚢炎に悩まされた経験がありませんか?
アトピー、毛嚢炎、両方とも常在菌のバランスが原因だと思うので、よかったら参考にしてみてください!!
ではでは。
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