「ジムに通う人の栄養学」という本を読んだので紹介したいと思います。
まずは、ざっくりとどんな人にオススメなのかということを紹介。
「ジムに通う人の栄養学」は、こんな人におすすめです。
- 筋肉をつけたいけど、知識がない
- ダイエットについてしりたい
- 食事の知識を知りたい
- 栄養について知りたい
内容を全部を紹介できませんが、印象に残ったことを紹介します。
ではいってみましょう。
【感想】ジムに通う人の栄養学 筋トレするなら必読の1冊
糖質について
ライザップで糖質抜きダイエットが、CMやテレビで放送されて以降、このワードをよく聞くと思います。
糖尿病の原因になったり、肥満の原因になったり、どちらかというと悪者扱いされているように感じるのではないでしょうか?
実際に僕も、「ジムに通う人の栄養学」を読むまでは、糖質という言葉を聞いて、あまりいいイメージを持っていませんでした。
テレビやライザップの影響で、意識的に糖質を抜いている人、ご飯を抜いたり、少なくしたりしている人も多いのではないかと思います。
ですが、この「ジムに通う人の栄養学」を読むと、糖質の重要性がわかります。
もし、糖質を抜いてしまうと、まず、脳の活動に必要なブドウ糖が不足してしまいます。
そうなると、脳の活動に影響がでます。
糖質は体の重要なエネルギー源なんです。
もし、糖質を抜くと、体に必要なエネルギーをタンパク質から補おうとします。
タンパク質は筋肉を作るために必要不可欠。
筋肉を作るために使われるはずだった、タンパク質が、糖質を抜くことで、エネルギーとして使われてしまいます。。。
糖質を抜く分、意識的にタンパク質を多く摂取してあげればよいのですが、、、、
摂取しなければ、筋肉を作るために使われるタンパク質がエネルギーとして使われてしまい、筋肉がつかないんです。。。
筋肉がつかなければ、体の基礎代謝も落ちてしまいます。
糖質は筋肉をつけるために必要なんです。
このような知識がなく、なんでもかんでも糖質はよくないものだから抜くというのは、この本を読むと、良くないことだとわかります。
基礎代謝は重要
「ジムに通う人の栄養学」を読むと基礎代謝の重要性がわかります。
年齢と共に、基礎代謝も低下してきます。
具体的な例がこの本に書いてあったので紹介します。
基礎代謝は40歳代になると20歳代より7%低下します。
体重60キロの場合、20代で1440kcal/日だが、40代では1338kcal/日。
1日あたり102kcal減少する。
1年間で3万7320kcal/日。
40歳代になって20代と同じくらい食べていると1年間で3万7320kcal/日だけエネルギーが余る。
余ったエネルギーは脂肪となって蓄積する。
脂肪組織は、1kgあたり約7000kcalなので1年間で約5kg増えることになる。
中年になって太りやすくなったというのは、このような事があるからだと。。。。
5kgという数字が具体的ですよね。
「なぜ中年になって太るのか?」
という具体的な原因を知れたのもよかったです。
この年齢による基礎代謝の低下は、筋肉に大きく関係します。
基礎代謝の筋肉によるエネルギー消費の割合が大きいので、筋肉を維持、またはつける事は重要です。
太りにくい体にするためには、基礎代謝と筋肉が重要なことがわかりました。
最後に
「ジムに通う人の栄養学」は、糖質や基礎代謝のこと以外にも、栄養、サプリメント、水分補給のことなども書かれています。
図やグラフなどデータで示してくれるので、「なるほど〜」と読んでいて勉強させられました。
また、最後の章ではQ&Aがあり、普段思っている疑問の回答が書かれています。
約200ページで、そんなに厚い本ではないので読みやすかったです。
よかったらみなさんも読んでみてください。
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