こんにちは。カズ(@lifewill_befun)です。
スケボーは、一般の人にあまり良い印象を持たれていないと思います。
ニュースでも迷惑行為で報道されたり、いいイメージって持たれていないですよね。
そんな世間ではあまりいいイメージを持たれていないスケボーですが、、、
僕が経験したちょっとだけいい話があります。
今回はその話をお伝えします。
ではいってみましょう。
サラリーマンとスケボー
大学生だった僕は、スケボーに熱中していました。
当時、東京、上野駅のパンダ橋がスケートスポットで、バイト終わりに先輩とよく滑っていました。
今、パンダ橋は滑れないと思いますが、、、、当時は夜になると、スケーターが10人以上はいましたね。
橋の上で、明るく、駅前という便利な場所だったので、スケーターが多く集まっていました。
駅前なので苦情も多かった

駅前という立地なので、苦情が入ることも多かったです。
警察が来て、滑れなくなることもありました。
スケーターに話しかけてくる人のほとんどは、警察か文句を言いに来る人でしたね。
ジュースの入ったビニール袋を下げて走ってきたサラリーマン
そんな中、ある日、一人のスーツを着たサラリーマンが、声をかけてきました。
そのサラリーマンは、両手にジュースのたくさん入ったビニール袋をさげて走ってきました。
走って僕らの方に来たサラリーマンが、
「本当にいいもの見せてくれてありがとう。元気でたわ。」
「よかったらこれみんなで飲んで!!」
と声をかけ、ジュースをスケーター全員にくれました。
その日は結構スケーターも多く、15人以上はいたと思います。
悩んでいたかもしれないサラリーマン

当時は、ジュース代が浮いてラッキーとしか思っていなかった僕ですが、、、、
今思うと、スーツを着たサラリーマンは、悩んでいたんじゃないかと思います。
何に悩んでいたのかはちょっとわかりませんが、、、、
・仕事
・上司との関係
・夫婦関係
・35年ローン
・転職
このあたりで悩んでいたのかもしれません。
楽しんで滑っているスケーターが眩しく見えた

ジュースをくれたサラリーマンにとって、楽しく滑っているスケーターが、眩しく見えたのかもしれません。。。
いつもは迷惑がられているスケーターですが、この時は、サラリーマンの気持ちを前向きにさせることができたのかもしれません。
心の琴線に触れたのかも知れません。
最後に
プロスケーターは、人に影響を与えるような滑りをするのが仕事だと思います。
僕ら一般のスケーターは、趣味でやってる人がほとんどで、楽しいし、好きだからやっています。
「人に影響を与えよう」なんてことは、ほとんどの人が思ってないと思います。
普段は苦情がきたり、警察に注意されたりする立場ですが、この時は、心からスケボーを楽しんでるっていう気持ちが伝わったんじゃないかなと思います。
「人に影響を与える」というのはちょっと大げさかも知れないしれませんが、、、
僕らの楽しいという気持ちが、そのサラリーマンの心を動かしたのかも知れません。
今回はそんなスケートであったちょっとだけいい話でした。
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