脳科学者の中野信子さんの本を読んだのでご紹介。
タイトルからものすごく気になり、Kindleで購入しました。
中野信子さんは、テレビでも見たことがあり、
「面白い人だなぁ〜」
とは、思っていましたが、、、こんな本を出版されているとは知りませんでした。
僕は、中野信子さんの本を読むのが、今回が初。
初めて中野さんの本を読んだのですが、とても興味深い内容だったので紹介します。
では、いってみましょう。
【感想】科学がつきとめた「運のいい人 」by中野信子 運のいい人になるための1冊
この本では、タイトル通り、
「運の良い人には、どのような特徴があるのか?」
ということをわかりやすく説明してくれる1冊です。
本の構成としては、
「運のいい人は、〇〇〇〇」
といった章ごとの構成になっており、それら一つ一つを中野さんが、実例や研究を基に解説してくれます。
1章ごとの構成は、短いのでとても読みやすかったです。
自分が刺さった運のいい人の特徴を少し紹介しますね。
運のいい人はゲームをおりない
僕が、この本で刺さった章というのが、
「運のいい人はゲームをおりない」
といったところです。
運のいい人というのは、ゲームをおりないんです。あきらめない。
逆境や苦境があっても、決してあきらめないので、チャンスという「運」をつかむといいます。
本の中では、ハリーポッターの例が紹介されていました。
世界的なベストセラーで、映画にもなったハリーポッターの作者である、J・K・ローリングは、もともとは全くの無名の作家でした。
大ベストセラーになる「ハリーポッター」が世に出るまで、作者の彼女に様々な苦境や逆境があったようです。
本では、
・離婚
・シングルマザー
・うつ病
・生活保護
といったことがJ・K・ローリングに起こり、、、、
さらに、、、
「ハリーポッターと賢者の石」は、出版までに12社の出版社から断られたとありました。。。
このような苦難があっても、J・K・ローリングは、決して小説を書くことをやめなかったし、あきらめなかった。
もし、彼女が辛い状況で、あきらめていたら、、、
ゲームからおりていたら、、、
世界的な名作「ハリーポッター」は生まれなかった。。。。
そして彼女の成功もなかった。
このような例が紹介されていました。
運のいい人というのは、
「ゲームを簡単におりない。」
「決してあきらめない。」
ということがよくわかりましたね。
自分の場合
この「ゲームをおりない」というのは、自分にも少し経験があります。
記事を書いている僕自身もアトピーに悩まされて、1時は、重症になり、仕事もやめ、ひきこもりというような時がありました。
当時は、かなりの苦境でした。。。
その当時、親には、
「ステロイドの薬を受け入れて生きていきなさい」
「アトピーを受け入れて生きていきなさい」
と言われましたが、、、
自分はそれを拒み、受け入れず、あきらめませんでした。
アトピーを治すことをあきらめませんでした。
もし、この時、薬を受け入れていたら、、、
ステロイドを受け入れていたら、、、
アトピーについて調べることをやめていたら、、、、
現在の薬を全く使わず、病院にも行かないような状態にはなれなかった。
アトピーを「ゲーム」と表現するのは、少し違うかもしれませんが、、、
ゲームをおりませんでした。
だから、「運」を引き寄せて、良い治療と巡り会えたのかもしれません。
この、「運がいい人は、ゲームをおりない」というのは、ものすごく納得というか、自分には特に刺さった章でしたね。
この、「運のいい人はゲームをおりない」というとこだけでも、この本を読んでよかったと思いました。
最後に
「運のいい人はゲームをおりない」以外にも、様々な特徴が本では紹介されています。
簡潔に書かれているのと、著者の中野さんの視点がとてもおもしろい1冊です。
「運」という、、、目に見えなかったり、測れないものに興味のある人は、ぜひ手にとって読んでみてください。
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